近年、職員が安心して働けるよう、職員同士の交流を定期的に行っているという介護施設が増加しています。介護職の悩みは人それぞれ。そのため、職員同士が交流することにより、日頃から抱える悩みを解決することにつながり、安心して作業を行うことができます。また、介護職の仕事はチームワークが必要となるので、定期的にコミュニケーションをとることは、互いの信頼関係にもつながる上に、難しい場面でも解決をするために的確な動きができるようになったり、緊急時も臨機応変に対応できたりという利点があるようです。
また、介護施設によっては安心して業務を行えるよう、介護ロボットを導入しているところもあります。例えば、認知症などで夜中に起きてベッドを離れたときは、ロボットが検知して知らせてくれるので、夜間の介護も安心です。また、コミュニケーション機能が搭載されたロボットを導入することにより、利用者同士の交流が盛んになったり、ゲームやクイズを出題する機能を活用すれば、施設全体の雰囲気が柔らかくなることも。更に、介護職員が重い物を持ち上げる際に肩や腰にかかる負担を少しでも軽くするためのアシスト機能が付いた介護ロボットの導入なども行われています。介護ロボットを施設が導入することにより、これまで仕事で感じた精神的や肉体的な負担を軽くすることにもつながるのです。※併せて読みたいサイトはこちら→→→する人もされる人も安心できる介護へ